概要

中波止3番、南の水道岸和田一文字の中波止は岸和田一文字の釣りの中では最も趣のある釣りと呼んで過言では無いと思います。

おすすめは、エビ撒き釣りのハネ釣りです。小型(40cm前後)から中型(50cmから60cm程度)が多いですが、時折70cmオーバーのスズキクラスも当たってきます。

内海の波の静かなところを釣りますから、中波止を知らない人には、ほとんどイメージが出来ないようになっていて、このためビギナーや一見さんにはバラシが連発する事も多々あります。(まあ、これでムキになって、みんな中波止にのめり込むのですが・・・笑)

短い3本の防波堤で貯木場を区切るような形をしています。このため水路付近は潮通しが良く、ポイントが狭いために、潮の流れが速いときは水路は若干釣りにくいです。この潮が止まる時と動き始めは時合いになる事が多く、マキエで上手くポイントを作っていく必要があります。読みきれば快感そのものです。

注意としては、中波止は貯木場ですから、材木の運搬の仕事をしているときがあります。伝馬船で材木を引きながら水路付近を航行しますから、その場合は水路は避けて釣りをする必要があります。

釣り場は、水路、外向き、内向きすべてがポイントになります。いずれのポイントも侮っていると、でかいスズキやチヌにやられます。(^◇^)

では、ポイント情報から見ていきましょう。

ポイント情報

岸和田一文字の中波止は、岸和田一文字の中では最も内海に位置するため、風波に強いのが特徴です。

中波止・全体ポイント図(姉妹サイト「爆釣!チヌのフカセ釣り」から引用)

岸和田一文字では、年間を通じて最も多いのが西からの風です。これが季節によって南か北に振るのがパターンで、要するに、冬場は北西の風が多く、夏場は南西風が多いという事です。

西風は、中波止の場合、内向きが風裏で、北に振れば南側の水路が風裏、南風の時は北側水路が風裏です。逆風を釣るのは辛い釣りになりますから、これは覚えて置いてください。ではポイント図を見てみましょう。(左図参照、中波止1番側が南、4番が北です)

特徴は、2番は普通のケーソンですが、3番、4番は内向きが一段低くなっている形をしています。このため西からの強い風と、満潮(大潮時)が重なると、しぶきが波止を超えてきますが、低い部分で内向きを釣っていると頭からモロに潮をかぶります。こういう日はカッパ着用で釣りをしないと、エライ目に遭いますから、これも覚えておきたい中波止の注意点です。

水深は、中波止内向きで、竿1本先で2ヒロ半、2本先で3ヒロ程度、外向きは竿1本先で同じく2ヒロ半、3本先で3ヒロ半程度です。水路は、竿1本先で2ヒロ半、水路中央部で3ヒロ半程度の水深があります。

水門は材木を浮かしているだけの形ですが、これが浮いているために潮に色々な変化が生まれます。人気はこの水門付近の釣りですが、流れによって材木の浮く位置が色々と変化しますから、若干釣りにくいポイントでもあります。

水道部分は、狭い海域になっているため、潮が早いのが特徴です。(まったく流れてない時もありますが・・・汗)

この水道は、伝馬船の航行が繰り返されますから、水道中央部分は海溝状になっており、具合の良い駆け上がりになってます。水路を釣るような時は、納竿の30分前は、ここを釣りたいです。強烈な一撃があるときがあります。(笑)

中波止4番、外向きの捨石にご注目

外向き、内向きは足元に捨石が顔を出しています。このため、足場は大して高くないですが、たもの柄は5mから5.3mのものが重宝します。

満潮時で捨石が陥没しているような時は、あまり遠投はせずに捨石と海底の境界線部分を狙います。おおよそですが波止から7m〜9m先くらいがこのポイントに当たります。逆に干底の時はやや遠投気味に仕掛けを出すのがパターンです。これは磯釣りなどでも同じような事が言われます。「満ちは手前を釣れ、引きは沖を釣れ」、中波止の釣りも、この格言がドンピシャです。これなども覚えて置かれると良いことわざです。

釣り物は基本的にエビ撒き釣りでハネ、フカセ釣りでチヌが年間を通して狙えます。晩秋に水道でアジのサビキ釣り、タコ釣りは数は出ないですが、梅雨時分に外向きに遠投してシモリを探しながら釣れば釣れます。

カレイは戻りカレイの釣りがありますが、冬型で大荒れになったときは、天候が落ち着けば外向きの海域に入っていることがあります。私は2番からの投げ釣りで数を出した事があります。

そのほかは、夏場の半夜釣りで捨石を狙って小型のチヌ(カイズ)の数釣りが出来ます。夏場の夜釣りはチョイ投げのアナゴも有力、いずれの釣りも外道にスズキが当たることがありますから、あまり細い仕掛けで釣りをしないほうが得策です。

この波止の真の実力は計り知れない物があります。ぜひ通ってモノにして頂きたいと思います。

ポイント

  • 捨石の切れ目を中心にポイントを作るような釣りが良いです
  • 水路付近の複雑な潮を釣る釣りが面白いです

口コミ情報

岸和田一文字に通っていると、「究極の選択」に悩まされる事が良くあります。中波止の2番か?3番か?、これなども、非常に悩ましい究極の選択の一つです。

中波止、2番3番の水道

良くあるのが、2番は爆釣でも3番はアタリすらない・・・、距離的には100mチョットくらいしか離れてませんが、こういう事が起きることが有ります。これが爆釣が名人クラスで、ボーズが初心者だったりしたら解らないでも無いですが、名人クラスがボーズを食らって、初めての人がストリンガーに5、6本ぶら下げていたりしますから、ワケが解らなくなる時があります。

しかし、これは解読不可能です。運に頼るか神頼みしかないですが、ダメだった時は、「もう一回岸和田一文字においで」と波止が呼んでくれていると思うのが正解だと思います。

中波止でのエビ撒き釣りのハネ釣りは風流そのものです。この釣りは年配の方などにも楽しんでいただける釣りだと思います。あたかもヘラブナを釣るような感覚で、感度の良い棒ウキを使用して釣りをしますが、この仕掛けに時折強烈なスズキとかも当たってきます。

私は、自作のウキでこの釣りを気が狂ったようにやっていた時期があります。私のような人間をたくさん知ってますから、病み付きになるのは間違いの無い所です。ぜひあなたも中波止の釣りを楽しんでくださいね。

ポイント

  • 中波止2番、3番は究極の選択になることが多い
  • おすすめはヘラブナを釣るような感覚で釣るエビ撒き釣りのハネ釣りです