概要

岸和田一文字はメバルやガシラなどの根魚も非常に濃いフィールドです。古くからエビ撒き釣りが盛んな波止で、エビえさを多く使用しますから、必然でメバルの釣果もたくさん聞かれます。

岸和田一文字は、防波堤自体が結構古いので基礎部分の捨石の崩れ方が適度に崩れています。そして、南に貝塚人工島の大波止があり北に泉大津の人工島のような巨大な人工ストラクチャーがひしめき合う位置にあるため、風波の影響が比較的マシで、凪場がメインのメバル釣りには適したポイントであるといえると思います。

有力な実績を持ったポイントは旧一文字赤灯周辺、それに沖の一文字南の外向きですが、最近最も有力視されているのがバラ石の内向きの根魚狙いです。

バラ石は岸和田一文字のポイントの中では最も新しいポイントです。1990年代から埋め立てが始まり、現在でも工事中で渡れる日時は限られています。(山田渡船に問い合わせてください)

余談ですが、筆者は神戸出身で、私が小学校時代にポートアイランドの埋め立てが盛んに行われていました。当時のポートアイランドは釣りが出来る場所の近場まで車で行けて、高い防波堤をよじ登って釣りが出来たのですが、埋め立てて時間が経過してない波止は土が入ってプラントンが湧くからでしょうか、めちゃくちゃドデカイメバル(ガシラも)が良く釣れました。(そりゃ凄かったです・・・笑)

同じような環境になったためでしょうか?、ここ数年のバラ石の根魚の大きさも特筆ものだった思います。

また、メバルも当然ですが、当たり年とハズレの年あります。2007年は根魚が当たりの年で、同年は赤灯周辺でも25cmに絡むようなでかいメバルが数多く釣れていました。

まあ、ポイントに固執することは無いです。沖でも手前でも釣れるときにはガッツリ釣れますから、基本に忠実にまずは釣りをするようにして見てください。

実績のあるメバルポイント

岸和田一文字のメバルは色々なポイントで実績があります。簡単に言っちゃうと何処でも釣れるんですが、それじゃ情報にならないので、ここでは当サイトのおススメポイント情報と言う感じでご覧になってくださいね。

沖の南(外向き)

沖の南の外向き一帯でメバルの釣果がよく聞かれます。高場になってますからチョット怖いですが、ナギの日ならば比較的潮流も素直で意外と釣りやすいポイントであると思います。

最も狙いたいポイントは竿下(波止から3mから5mライン)の捨石の上、深さはおおよそ5.5ヒロで底ですから、メバルを釣るには5ヒロから5.5ヒロのウキ下で狙います。ケーソンの継ぎ目を重点的に探ったら、少し遠投して(波止から約10mくらい)駆け上がりも狙います。駆け上がりはメバル狙いならタナは6ヒロから6.5ヒロ、当然ですがウキは1.5号〜2号負荷くらいの物が扱いやすいです。

アタリがあれば、少し粘ります。無ければ、次(隣)のケーソンの継ぎ目に移動する感じで良いです。こうして足でポイントを探っていきます。

スリット1番(沖の一文字)

ここも根魚は濃いと思います。画像のドンツキが壁になってますが、通称「一番の壁」と呼ばれるポイントです。このポイントはスリットケーソンと普通ケーソンの境目になっていて、潮の変化が顕著になります。過去にこのポイントで大型のアコウの釣果を見た事がありますし、私自身もここでよく釣りをしますが、メバルは高頻度で当たってきます。

一番の壁は、スリット側から流し始めて、普通ケーソンの方向(南向き)に流れる潮が良く、アタリが拾えるのは、普通ケーソンの前まで流してからドカンと来る事が多いです。ここはグレも濃くフカセ釣りで狙うと面白いです。グレ釣りは別項で解説したいと思います。

一番の壁周辺のメバル狙いは、水深、ウキ下、狙い方等は沖の南(外向き)とほぼ同じです。ただ、メバルを狙う際には当たらないとポイント移動をしますが、その場合、スリット方向に移動するよりも、南方向の高場側に移動して、南に歩く方が確立は高いと思います。ご参考までに・・・(逆ももしかしたらあるかも・・・笑)

旧一文字赤灯

常連に、「岸和田一文字の根魚狙いで最も有力なポイントは何処だと思いますか?」と聞いたら、2人に一人は「赤灯」と言うんとチャウかな?、と思います。

赤灯周辺は根魚はほぼ年中当たってきますが、特に根魚にターゲットを絞るなら外向きの捨石をタイトに攻める釣りが良いと思います。

画像では一段下がったケーソンが見えると思いますが、これが通称「ダン」と呼ばれるポイントで、この手間で私が釣っていますが、ここいらのポイントが通称「300番」と言われるポイントです。根魚を狙うには最もポピュラーなポイントだと思います。(ちなみに段差のあるケーソンは二箇所あって、それぞれを「手前のダン」、「奥のダン」なんて呼びます)

300番周辺で根魚を狙う場合、あまり遠投はせずに、波止から9mのラインを重点的に狙う釣りが、ここいらの釣りの基本です。タナは根魚狙いの場合、ボトムに意識を置きますが、3.5ヒロくらいで底です。ウキ下は3ヒロから3.5ヒロで、赤灯方向に流れる潮がベストだと思います。

300番周辺は結構潮の流れが速いときがあります。このため、ウキは0.8号をメインに、あまり流れが早いようだと1号のウキが扱いやすいです。

また、内向きはハネが非常に濃いポイントです。メバルも当たらないではないですが、ナギの日がベストのメバル釣りはやっぱり外向きを狙いたいです。風は西風が逆風、北と南に振れば横風で、少し風が当たるポイントですが、強く吹く場合は、内向きの底を狙うとスズキがありますから、その場合はタモをセットして内向きにポイント移動をして下さい。

尚、余談ですが、岸和田一文字は東風が吹いたら殆どダメです。東風は沖向きがフォローになって非常に釣りやすい風ですが、大阪湾は風が東に振ると苦潮(にがしお)が入って、海水が酸欠状態になり、メバルは期待薄になります。(ってか、釣り自体壊滅状態になります)

まあ、全部が全部ダメって事は無いですが、苦潮でもチヌは比較的元気ですから、チヌを狙うようにされた方が良いと思います。(思いっきり浅いタナで当たるのがパターンです、落とし込みに分があります)

バラ石

バラ石のメバル釣りはデータ自体が少なく、ポイントが新しい事もあって実績の量的な部分も旧一文字や沖一文字の比では無いですが、チヌやスズキの卦が無い時に、常連達の多くはここで根魚狙いに釣りを切り替えて大いに笑ってます。(^◇^)(めっちゃ釣れるみたいです)

画像の先端にオイルフェンスが見えると思います。ポイントは、このオイルフェンスの向こう側が有力で、沈みテトラの際を狙うのが一般的です。

タナは4ヒロから4.5ヒロ、良型のガシラが外道にありますから、当たったら一発で引っこ抜けるような道具立てが良いです。磯竿で釣りをしていて、「ガシラに根に持ち込まれて切られた」と言えば、ちょっと恥ずかしい話ですが、実際にそういう話があります、ここは・・・笑

遠投の必要も無いですから、1.5号のロッドで、極力糸ふけを出さないように構えて、ウキが沈んだら、思いっきり垂直に竿を立てて、絶対に糸は出さないやり取りを心がけます。メバルならいくら大きくても30cmまでです、1.5号の磯竿で竿尻を魚のほうに向ければ、抵抗できるメバルは大阪湾にはいないと思います。またガシラの良型が当たっても、同じです。根から切ってしまえば、後はロッドの弾力で勝手に上がってきます。

「竿尻を魚に向ける」のがキモで、波止釣りの場合、どうしても大型魚は糸の出し入れで勝負しますから、波止一辺倒で釣りをされる方は、中々こういう具合に竿が立たないんですね。(竿を寝かせたままでやり取りするのが習慣になっちゃてるワケです)

次の釣行では、チョット自分の竿の角度に注意してみてください。案外波止と水平位にしかロッドを起こしてないことに気づくかも知れないですよ・・・